当サイトぐんぐんわーくのような、発達障がいや知的障がいがあるお子さん向けのプリント教材を提供しているサイトは、それほど多くありません。
一方、知育プリントを無料で提供しているサイトはたくさんあります。市販の教材と遜色ないプリントも多く、こうしたプリントを活用して、障がいのあるお子さんの能力を伸ばすことは十分可能です。事実、療育の現場ではネット上の無料教材プリントを使用して指導することもあります。
ここでは、実際に療育で使われているプリントを種類ごとにご紹介。すべて無料でダウンロードできます。ぜひ、ご自宅での学習にお役立てください。
ぬりえ
ぬりえやさんドットコムは、無料でぬりえをダウンロードできるサイトです。果物、動物、乗り物など、さまざまなカテゴリーのぬりえがあります。
ぬりえの経験が少ないお子さんには「果物」がおすすめ。形が単純で、色もほぼ決まっているので、ぬりやすいです。
たとえば、くだもの7は15種類の果物が1枚のぬりえになっています。色や果物の名前の勉強もできます。
うんぴつ
文字や数字を書く練習の第一歩となる運筆。
ぷりんときっずのなぞり書き練習プリントなら、さまざまなタイプの線をなぞる練習ができます。簡単と普通の2段階があり、ステップアップが可能。イラストを入れるなど楽しく取り組める工夫も施されていて、ただ線をなぞるのは退屈だと感じるお子さんも飽きずにできるでしょう。
なかまはずれ
複数のモノの中からカテゴリー違いを見つける「なかまはずれ」。療育でしばしば行われる課題ですが、市販の教材ではあまり見かけません。せいぜい1冊に2~3ページくらいでしょうか。
こどもプリントのなかまはずれは、はじめて「なかまはずれ」の課題に取り組むお子さんにぴったりの難易度になっています。
対象年齢が2・3歳となっていますが、4歳以上のお子さんも楽しく学ぶことができるでしょう。
ぷりんときっずの仲間集めの仲間集め(グループ)も同様の課題ですが、「こどもプリント」よりも少し難しくなっています。
なんばんめ
前後左右上下の何番目かを数える課題のプリントです。
ちびむすドリルの【何番目】には、前後、左右、上下それぞれ何番目かを数えるプリントがあります。数えるのが得意なお子さんはぷりんときっずのなんばんめ?に取り組むのもよいでしょう。
数字を書けるお子さんは、学習プリント.comのなんばんめ(どこにいるかな)に挑戦してみましょう。小学1年生向けの課題となっていますが、年齢にとらわれず、どんどんトライしてみてください。
じゅんじょ
できごとが起こった順序を考える課題です。
Honda Kidsのちえ→「どのじゅんかな 他」に1枚だけあります。
ちなみに、このHonda Kidsは、自動車メーカーのHondaが運営しているサイトです。市販されている学研の教材の一部を無料でダウンロードできます。
しりとりめいろ
言葉の勉強と運筆の練習が同時にできるしりとりめいろは、ひらがなを覚えたお子さんが楽しく取り組める課題です。
ちびむすドリルの迷路【しりとり】と、ぷりんときっずのしりとり迷路は、どちらも種類が豊富。
わが子も療育で使用していました。