発達障害児におすすめのトレーニング箸

2歳ごろから始めることの多い箸の練習ですが、発達障がいのお子さんとなると、なかなかうまくいかないこともあるでしょう。

箸の練習は、
ステップ1:つかむ感覚を覚える→ステップ2:持ち方を覚える
の順に、ステップごとに行うと進めやすくなります。
各ステップでお子さんに合うトレーニング箸&グッズを使用して、お子さんの「できた!」という経験を積み重ねることが大切です。

ここでは、発達障がいのお子さんや手先があまり器用ではないお子さんにおすすめのトレーニング箸&グッズを、ステップごとに紹介します。




ステップ1:箸ぞうくん

はじめて箸の練習をするお子さん、リングがあるタイプのトレーニング箸ではうまく箸を持てないお子さんにおすすめなのが、箸ぞうくんです。グーチョキパーやニギニギができれば使えるようになります。

箸ぞうくんは、トングのようなつくりが特徴です。指のすべり止めに親指と人差し指を置いて箸を動かすと物をつまめるので、つかむ感覚を養えます。

他のトレーニング箸は難しくても箸ぞうくんなら使えるというお子さんも結構います。
いろいろなトレーニング箸を使ってみたけれどうまくいかなかったという場合には、ぜひ試してみてください。

色は青とオレンジの2色から選ぶことができ、右利き用/左利き用どちらもあります。
子ども用サイズは15cmと17cmの2種類。幼児には15㎝、小学生には17cmがおすすめです。

箸ぞうくん minimini 水色 右手用 15cm箸ぞうくん minimini オレンジ 左手用 15cm

ステップ2:ベビーレーベル はじめてサポート おはし LU 

箸ぞうくんで上手につかめるようになったお子さん、トングなどでつかむ動作はできるお子さんには、コンビのベビーレーベル はじめてサポート おはし LU がおすすめです。

物のつかみ方、箸の持ち方を3ステップで身につけることができます。
画像では見えにくいのですが、オレンジ色の「おはしサポーター」は取り外せます。
この部分を外すと見た目が普通の箸に近くなることもあり、
箸が苦手な小学生のお子さんが、この箸を学校に持っていくこともあるそうです。

色は2色展開。右利き/左利きのどちらでも使用できます。

ステップ2:シリコンおはしもてたくん

おはしもてたくんは、箸頭を差し込むだけの100均グッズ。

箸がずれにくくなるので、持ちやすくなります。お子さんの好きな箸でトレーニングできるのも魅力です。

色はブルー・ピンク・イエローの3色。右利き/左利きのどちらでも使用できます。ネットで買えますが、セリアに売っている場合があります。なお、ダイソーにも似たようなグッズがあります。

まとめ

今回は、3種類のトレーニング箸&グッズを紹介しました。
一応、ステップ1・2と書きましたが、必ずしもステップ1から使用する必要はありません。
ステップ2の箸のほうがお子さんに合う場合もあります。
お子さんが使いやすい、使いたいと感じるものを使って練習しましょう。

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